“Close Contact” @IWAI OMOTESANDO

CRAZY WEDDING創業者の山川 咲 展を田中英行の新作として公開中

“Close Contact=濃厚接触”を意味する本展は、経営者がアーティストとして立ち上がる場、展覧会そのものを作品として田中英行が創出することで、作品と展覧会とアーティスト、それぞれの関係が多層的にレイヤー構造を持つ特殊な場として存在しています。※現在はオンライン展覧会として開催中です。


肥大化のその実 主観から客観に捉え直そうとする行為 / ミクストメディア 1983〜2020

概要
本展の作品群は独立する前後から、コロナによって偶発的に始まった島暮らしまでの数ヶ月間の山川 咲の個人的な物語をベースに、アーティスト田中英行との共創によって生み出されており、オブジェクト、映像、手紙、匂いや音など多様なメディアをミックスしたインスタレーションが各フロアに配されます。それら鑑賞体験を通じ、個人の記憶に触れながら、新たな自己との出会いを感じる展覧会となることでしょう。 


使者は夜の海と / 木、炭、スピーカー 2020

ハレとケとケガレのメディウム
世界中へと広まったCOVID-19は私たちの日常を非接触とオンラインで繋がる非日常へと激変させた。
 CRAZY WEDDING創設者の山川 咲はコロナ禍が広まりつつあった3月末に自身の会社を退任・独立後、偶発的な数ヶ月間の島暮らしをスタートさせ、COVID-19によって分断される世界情勢とは対極的な暮らしの中で「自然との結びつき、リアルな体験や接触によって多くの気づきを得た」と語った。また彼女はCRAZY WEDDINGの創業者として数多くの祝祭の場を創出し「結婚式」のみにとどまらず「生」や「死」とも多様なプロジェクトの中で独自の思考と視点で向き合ってきた。
彼女にとってアーティストとしての初の挑戦でもある本展ではこれまで“山川 咲”としての営みと島暮らしで体験した世界との接触を、日本人の伝統的な世界観“ハレ”と“ケ”と“ケガレ”から読み解き、二人のアーティストの現代的な視点によって解体、再構成する。
世界と私たちのリアルとアンリアルな接触を通じてポストコロナ時代における人と自然とデジタルの関係性に新たな接続をこの共創“Close Contact”によって表出させる試みです。
田中 英行

その他
タイトル:“Close Contact”

オンライン会場
Peatix 
http://ptix.at/rB9h01
ArtSticker 
https://artsticker.app/share/events/d…
会期:2020年 6/22(月)〜7/26(日)

オフライン会場:IWAI OMOTESANDO
会期:2020年 6/12(金)〜6/21(日) ※火・水曜日休館

アーティスト
山川 咲 Saki Yamakawa (CRAZY WEDDING創設者)
田中 英行 Eikoh Tanaka (Qe to Hare Inc.代表取締役)

空間設計・制作:五味 春佳
写真・映像:山根 香
主催:Close Contact Executive Committee
協賛:IWAI OMOTESANDO
協力:L.L.A. School / ArtSticker
企画:Qe to Hare Inc.

関連企画
オンライントーク
ゲスト:宮島達男(現代美術家)×田中英行×山川咲
https://artsticker.app/share/events/detail/201
ゲスト:名和晃平(彫刻家) ×田中英行×山川咲
https://artsticker.app/share/events/detail/202

〼情報はこちら
https://www.facebook.com/closecontact.exhibition

 

思考の海 / 布にインクジェットプリント 2020
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以下お知らせ

【最近の活動・仕事など】

2020.05  宮島達男 森美術館 STARS展  映像制作 / 東京
2020.04  伊東豊雄 公共建築はみんなの家である展  映像制作 / 東京
2020.04  Nazuna 京都 椿通  株式会社Nazuna 全アートワークディレクション・制作 / 京都
2020.04 Harvest Journey Kameoka エコツーリズム プロジェクト ディレクション / 京都
2019.10 代官山ヒルサイドテラス50周年展 短編映画制作・ディレクション / 東京
2019.09 アート思考塾LLASchool 企画・運営・ディレクション / 東京
2019.09 YAMAGIWA ICOM展示映像制作・ディレクション / 東京
2019.08 クマグスク アート×ワーク塾 プログラムディレクション / 京都
2019.08 京町家の宿 銭屋町  株式会社Nazuna アートワークディレクション / 京都
2019.07 伊東豊雄建築ミュージアム 展示写真・映像制作・展示アドバイザリー / 愛媛
2019.05 グループ展 LIVING CITIES Treptow Ateliers 出展 / ベルリン
2019.05 WOWOW FUJI & SUN ’19 インスタレーション展示 / 静岡
2019.01 Artists in Residence Project “Micro Happening” ディレクション / 京都

【昨年 8月株式会社  Qe to Hareを設立致しました】
ハレとケ、ケガレから着想、日常を非日常化へ、という意味を込めています。